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ASTRO BOYとモヤモヤ 

児童書を書いているせいか、たまに「子どものうちに
読んでいた方が良い本は?」などと聞かれることが
あります。
その時に必ず答えるのが『鉄腕アトム』です。
本(文章)ではありませんが。

というのも。
あれほど、悲しくて健気なヒーローはいないと思うのですよね。
原作の漫画を読んだことがない方でも主題歌を歌えるほど、
アニメや主題歌・キャラクターは有名な『鉄腕アトム』。
“交通事故死した天馬博士の息子に似せて作られたものの、
中身(性格)が違ったり人間のように成長しないからと
サーカスに売られたアトム(トビオ)を、お茶の水博士が
発見&保護して人類を守ることに”なった訳ですが。
つまり、人間の都合で作られた上に捨てられたというのに
人間を恨まないどころか、当の人間に石を投げつけられても
手足がもげても人間を救う為だけに、ひたすら献身…という
泣けてくるほどの健気っぷり。
(手塚作品は全体的に盲目的なほど、一途なキャラクターが
多いものの)
私は幼い頃、そんな『鉄腕アトム』の“地上最大のロボットの巻
(『PLUTO』の原作)”や“青騎士の巻”を読んでモヤモヤした
ものです。
なので、読後感は最悪ですが子どものうちに、そういうモヤモヤを
感じておいた方が良いだろうと。
大きくなって社会へ出たら、モヤモヤしまくること確定☆の為。

ちなみに、カワイイ絵柄で誤魔化しているだけで手塚作品は
結構エグい(ブラック)ですよ。


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